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GO!VEGAN!ヴィーガン(男)の日々を記録するブログ

日本人ヴィーガンの日々の記録や、ビーガンに関する情報を発信します。動物は食べる物ではなく、共生するものだと気が付きました。お役立ちできる情報を学びながら発信できればと思っています。

僕がヴィーガン(VEGAN)になったキッカケ。菜食に移行するにあたって苦労したことと、特に意識したこと。ベジタリアンと栄養。

私がヴィーガン(VEGAN)になったキッカケ。それは、深刻なカラダの不調。菜食が1番はカラダに合った

僕がヴィーガン(VEGAN)になった理由は、決して褒められたものではありません。今、思えばとても身勝手な理由だとも言えるのかもしれません。動物愛護や倫理、そして環境に対する配慮などは頭になかったのです。

僕は非常に体調を崩しやすく、何度も入院をしたり、風邪を引いていました。少し長めの入院と、慢性的な不調を経験した後、自分のカラダを労ろうと決心しました。しかし、自分の食事の質が悪いとは、微塵にも思っていませんでした。

色んな事を試しました。お酒の量を減らし、運動をしたり、ヨガに定期的に通ったり、カラダに良いと言われていることを実践をしてみました。しかし、劇的な変化は見られませんでした。

ある日、書店で「ジョコビッチの生まれ変わる食事」に出会い、グルテンフリーを実践したところ、小麦を断ってから1週間ほどカラダが劇的に変わり始めました。精神的な不調が減り、体重も減り、思考がクリアになるなど、まさに劇的な変化が起こり始めたのです。 

ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチの生まれ変わる食事

 

 その時から、「食事にアプローチをするのはスジのいい選択なのではないか」と、思い始め、ここから僕の人体実験とも言うべき、日々が始まります。そして、ある日出会った女性がヴィーガンであった事をキッカケに、僕は広義のベジタリアンについて調べ始めました。発見したのは、

  • 「菜食は消化に優れ、ビタミンやファイトケミカル(抗酸化物質)が豊富でカラダにいい」
  • 「菜食は様々な疾患の予防になる、その対象はガン、心疾患、脳動脈瘤などの死因の上位の病気である」
  • 「菜食主義のウルトラマラソンランナーやトライアスロンの選手がいる、彼らは菜食が運動能力を向上させると信じている」

 

ネットや書籍でいくらでも見つかる、これらの菜食主義の健康面や運動パフォーマンス面でのメリットは菜食主義を実践してみようと思わせるだけには十分でした。特にトライアスロンに挑戦している僕にとって、スコット・ジュレク(Scott Jurek)リッチー・ロール(Rich Roll)などのトライアスリートやウルトラマラソンランナーの存在自体が、菜食の健康面でのメリットに説得力をもたせてくれました。

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画像:Forks Over Knivesより

菜食の素晴らしさは健康メリットだけではない。環境・倫理面での地球と動物への配慮。現状は僕の想像以上に酷かった。

ヴィーガンや、ベジタリアンの事を調べていると、「動物性の食べ物を食べない」という以外のヴィーガンの主義や行動についての情報にもすぐに出会えました。

 

僕が知らなかったのは、まず「畜産業が環境に多大な負荷を掛けている」ということ。

 

もう一つ、僕が知っていたのに、目を逸らしていた事が、「人間の動物の扱いは酷く、食用にされる動物達は酷い扱いを受け殺されている」ということです。

 

畜産業の環境負荷については、ドキュメンタリー作品「COWSPIRACY」が最も貴重な情報を提供してくれました。以下は畜産業の環境負荷を表す、ほんの一例です。※NETFLIXへのリンクはアフィリエイトではありません。

温室効果ガスの18%は家畜の飼育により生み出されている
これは全ての種類の交通により排出されるガスよりも5%も多い

地球上には約14億頭の畜牛が存在し
1頭の畜牛は約30kgの餌を1日に食べる
世界には飢餓で苦しむ人が8億人いる

これらの事実を僕は全く知りませんでした。衝撃を覚えた僕はこのドキュメンタリーを3度も見ました。畜産業の環境破壊については、国連食糧農業機関(FAO)が2006年に公表したLIVESTOCK'S LONG SHADOW がまさに「不都合な真実」とも言えるべき情報を公開し世界に衝撃を与えたそうなのですが、これをキッカケに菜食主義に目覚めた人も多いそうです。「不都合な真実」のアル・ゴア元副大統領は、温室効果ガスを大量排出する畜産業に対してもアクションを起こす(自らの主張との整合性を保つ為とも言われていますが)為、菜食主義を実践しているそうです。

不都合な真実 (字幕版)

不都合な真実 (字幕版)

 

前述のトライアスリート、リッチー・ロールは自身のホームペーシで菜食主義を実践する10の理由を述べています。最も印象的な言葉は it’s outdated techつまり、「畜産や肉食は時代遅れだ」ということです。

10 Reasons To Consider A Plant-Based Diet | Rich Roll

 

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【インフォグラフィックス】畜産・食肉業界がもたらす甚大な環境破壊と、菜食(ヴィーガン)の実践による自然保護への貢献。もう飢餓はなくせる。 - GO!VEGAN!ヴィーガン(男)の日々を記録するブログ

 

彼の影響を大きく受けましたが、僕自身も「広大な土地と膨大な飼料と水を要し、温室効果ガスで環境に大きな負担を与え、さらに食料生産という視点で考えても非効率な肉食は非常にナンセンスなんじゃないか」と考えるようになりました。以前から、世界の食料問題(日本ではTable For Twoなどがこの問題に取り組んでいる)に関心が合ったことも理由です。テーブル・フォー・ツーの小暮代表は、世界的な経済学者であるジェフリー・サックスに影響を受け、「世界の食料の問題は分配の問題である」という考えを端に設立していると著書で語っていました。どちらも名著です。

“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事

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貧困の終焉: 2025年までに世界を変える (ハヤカワ文庫 NF 404)

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 これらがすべて繋がり、私を「ヴィーガン(完全な菜食主義)を健康の為に実践する」から「ビーガンを広げたい」と思わせる1つの理由になりました。更に言うと、環境意識が高い人が肉を食べていること(おそらく畜産業の環境への負荷を知らずに)に強烈な違和感を感じるようになったのです。

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画像:Mohit Gehlot

そして、ヴィーガンの動物愛護や倫理面での側面は、とても恥ずかしいのですが、知っていたのに、目を逸していました。「不都合な真実にはフタをしている」自分がいたのです。残酷なフォアグラの真実や、毛皮にされる動物の目を覆いたくなる最後、実験の犠牲になる動物など、既に情報には触れていたのに、関心を示さなかったのです。しかし、その考えを改めることにさせたのは、こちらもあるドキュメンタリー作品がキッカケです。「Earthlings」 ペット、食用、娯楽、実験、ファッション、など様々な理由で人間に殺害、搾取、虐待され捨てられる動物達の現実を隠しカメラなどを用いて記録した作品です。正直に目を覆いたくなる作品でした。しかし、期間レンタルで課金後2日の視聴期限までに3回見ました。前述のCOWSPIRACYを見た時は衝撃でそうさせられましたが、Earthlingsは自分を戒めるように見ました。日本語でこのドキュメンタリーを紹介しているブログは「閲覧注意」と書いていることが多いですが、私は閲覧以降、「お肉を見ると動物の亡骸に見える」「お肉を焼いている匂いを嗅ぐと、火葬を連想する」ようになりました。少し、精神的には好ましくない状態なのかもしれません。しかし、「動物を地球の同居人、隣人として考えるのであれば」、正しい反応なのだと今は思っています。レザーの商品も着用ができなくなりました。

 

ガンジー(彼も菜食主義者です)は言いました。

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画像:Vegan Magazine

「健康上の理由から菜食を実践することは、一番ひどい方法です。病苦など、つまり単純に健康上の理由から菜食主義を実践する人はたいてい失敗することにわたしは気づきました。菜食主義を貫くには、倫理的な原理が必要なのです。」 

ちなみに、食事の面のみヴィーガンの主義を実践する人の事を「ダイエタリー・ヴィーガン」と呼びます。ダイエタリーというのは「食事面」という意味です。私は、当初これを志していましたが、今は完全な「ピュア・ヴィーガン」の実践を志しています。

この2つ、「環境・倫理面でのヴィーガンの地球、動物への配慮と行動」を知るころには、私は一切の動物性食品(お肉、魚介類、卵、乳製品)を口にしなくなっていました。

ヴィーガン(VEGAN)菜食に慣れるまで食事の面で苦労したこと。

 

ヴィーガンの食事に慣れるまでの苦労は正直ありませんでした。その前、段階でグルテンフリー、つまり「小麦製品を一切食べない」という事を実践していたせいもあって、「一般的な食事から何かをマイナスする」ということには抵抗がありませんでした。(当然、家族は困惑しましたが。。。)

食事の面での、家族の理解と配慮は非常に有難かったです。苦労を挙げるとすると、

  • それまで調理をほとんどした経験がなく、何に動物性の素材が使われているかがわからなかった
  • 外食やコンビニで食事をする場合の選択に最初は戸惑った

ぐらいでしょうか。これは、時間と経験が解決してくれました。これは、本ブログでそのうちお話しできればと思っています。

そして、自らも調理をするようになりました。これは僕の食事の楽しみを、ヴィーガンになる以前(動物を食べていた時と比較しても)増やしてくれました。更に言うと、次のパートでもお話しするように、「健康を目的に」ヴィーガンを始めているので、加工食品に含まれる食品添加物が許せなくなったのです。

菜食主義になるにあたって意識した、栄養に関する知識がある上での移行

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ヴィーガンの食事、つまり完全菜食主義に移行するにあたって、僕が不安だったのは、多くの方が不安を抱き、菜食主義者に常に向けられる「お肉を食べない食事で栄養は大丈夫なのか」という疑問でした。当初、不安に思っていたことは、多くの人と同じです。

  • 動物性の食品を摂らないでたんぱく質は足りるのか
  • 牛乳を飲まないでカルシウムは不足しないのか 

この2点です。今、思えば、「完全な誤解」だったのですが、これが食肉・乳製品業界の巧妙なマーケティングの結果である「牛乳神話」「アミノ酸スコア信仰」の影響なんだろうと思いました。僕自身が栄養的な知識が皆無であった事も影響しました。僕は必死に学ぶことにしました。「正しいと思う事は自信を持って実践しよう」と。実際に読んだ著書はいずれご紹介できればと思います。学習を深めるうちにヴィーガンの栄養については「知識と計画を持って実践すれば不足する栄養素はなく、健康や体型の維持、長距離系の運動能力の向上には最適である」と自信を持つことができました。これはアメリカ・カナダの栄養士会が表明している要旨に近いです。

「充分に考慮されたヴィーガンやヴェジタリアンの食事は、妊娠期、授乳期、乳幼児期、学童期、思春期を含む、ライフサイクルの全ての段階において適切である。」

Position of the American Dietetic Association and Dietitians of Canada: vegetarian diets. - PubMed - NCBI

 

そして、ヴィーガンの食事を実践する人が課題だと感じたのは以下の3点。

  • 基本的に動物の体内にしか存在しない(活性型の)ビタミンB12の欠乏
  • 良質な脂質の確保、特にオメガ3系の脂肪酸は植物系からは不足しやすい
  • 菜食は糖質過多になり得る。糖尿病等の生活習慣病とカラダの糖化を招く

ビタミンB12については、未だに論争が分かれています。ニュートリショナル・イーストと呼ばれる天然の酵母を摂ればいいという説と、サプリメントに頼るべきという説があります。ビタミン12は体内の貯蔵量が多く、肉食から移行した人であれば3年程度は不足しないと言われています。私はニュートリショナル・イーストを摂りながら様子を見ています。

 

良質なオメガ3系については、植物性の食事から摂れるαリノレン酸を、チアシード、フラックスシードオイル、などから積極的に摂るようにしています。ココナッツオイルを同時に摂って吸収率を高めています。

 

糖質過多は、僕の場合はヴィーガン+グルテンフリーなので、お米や緑黄色野菜、そして果物に限定されます。まとまった量の炭水化物を食べるのは、色々試した結果ほとんど夕食になりました。

 

というように、「人間は何故食べるのか、何が必要なのか、どの食べ物にそれが含まれるのか」を考え、選択できるようになったのは、僕の財産になりました。このキッカケを与えてくれた菜食主義にはとても感謝をしています。(先日、私の食事法に関する本をキンドルで出版しました。完全にヴィーガン向けではないですが、プラントベースを推奨した食事法になっています。コチラ

本書では、これは「ヴィーガン」だよね?と言われかねない内容を「ヴィーガン」という言葉を使わずに論理的に解説しました。この狙いについては後日お話しできればと思います。以下の画像は本の中で登場する8つのキーワードをまとめた画像です。

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長くなりましたが、本日の投稿は以上です。次回は、「ヴィーガンの食事が何故、僕のカラダに劇的な変化をもたらしたか」を考え、お話ししたいなと思っています。

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