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日本人ヴィーガンの日々の記録や、ビーガンに関する情報を発信します。動物は食べる物ではなく、共生するものだと気が付きました。お役立ちできる情報を学びながら発信できればと思っています。

レオナルド・ディカプリオの「地球が壊れる前に」をビーガン(完全なベジタリアン)の視点から語ってみました

「地球が壊れる前に(Before The Flood)ディカプリオの奮闘

今日の記事はレオナルド・ディカプリオが国連のピースメッセンジャーとして活動してきた1年を中心に、地球を取り巻く環境問題について明らかにしたドキュメンタリー「地球が壊れる前に(Before The Flood)についてです。Huluや日経などのチャネルで期間限定で無料で視聴することができます。日本語字幕付きです。

 

視聴中にショックと感動で涙してしまいました。地球の気候変動や自分の責任を甘く見ていた自分への怒り。そして、長年批判されつつも、この問題を真剣に真摯に取り組むレオの姿を見てとても心打たれました。

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画像:国連平和大使に就任するディカプリオ。隣は国連総長

 

この作品を見る数日前に、偶然にも僕は映画「インフェルノ」を観ています。この作品も地球の人口増加によって生じる環境破壊やリスクを危惧した者によるバイオテロを描いた作品です。

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画像:天才が出した解決策。映画『インフェルノ』が描く世界の問題

 

世界で激増する人口や環境破壊について、関心が日に日に増していることを感じます。それは、実際に環境汚染や、異常気象、そして水面上昇によって被害が起きているからでしょう。

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画像:ディカプリオが幼少期に眺め影響を受けていたアート「快楽の園」

イーロン・マスクに憧れていた。実は菜食と繋がった過去の興味と関心

この作品のテーマは温室効果ガスによる気候変動が中心です。持続可能なエネルギーを利用可能にすることによって、温室効果ガスに取り組む人物で僕が最も知る人物はイーロン・マスクです。彼は完全電気自動車のテスラの低価格モデル(モデル3)と、同じく自らが関わるソーラーシティ社のソーラーパネルとバッテリー技術を組み合わせることで、人類レベルで主要なエネルギーをソーラーにシフトさせようと努力しています。そのイーロン・マスクは本作にもディカプリオのインタビューに答える形で登場します。

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画像:本作品に登場するイーロン・マスク


僕は数年前からイーロン・マスクの取り組むことに興味を持ち、地球温暖化の急激な悪化や問題が既に具現化していること、そして我々の世代の間に持続可能なエネルギーを持つ必要性を知っていたのです。

参考:イーロン・マスク: テスラモーターズ、SpaceX、ソーラーシティの夢 | TED Talk | TED.com

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画像:TEDトークに登場するイーロン・マスク

 

そして本作品で紹介される地球に起こっている気候変動による被害の実例も全て知っていたのです。僕に限らず、誰もがニュースなどで見たことがあると思います。

(画像は全て本作から)

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南極の氷が急速に溶けていること

 

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海面上昇で沈もうとしている地域があること

 

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動物が住む森林が次々と伐採されていること

 

これらも全て知っていました。完全な菜食をするようになった(つまりヴィーガンに)後に関心を持ち新たに知ったこともたくさんありますが、元々この問題に関して殆どの事は知っていたのです。しかし、関心や危機意識は低かったのです。恥ずかしくなり反省させられました。

ヴィーガンになって広がった関心が意識を真に変えてくれた

僕はヴィーガンになった後だからこそ、ようやく、「自分の問題として」捉えることができたと考えています。問題を理解する時に多面的に考え結果、散らばった点が繋がることは往々にあります。ジョブスが語った「Connecting Dots」です。

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画像:国連でのディカプリオのスピーチ

 

本作品のタイトルは「地球が壊れる前に(Before The Flood)」です。僕、個人として「Before it's too late (手遅れになる前)」に反省し・気づくことが出来て良かったと思います。このまま無関心で人生を歩んでいたら、絶後に悔したと思います。

 

ディカプリオは国連のスピーチで最後にこう語ります。我々の世代の問題なのです。

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画像:作中より「IT IS UP TO ALL OF US(未来は我々の手に委ねられている)」

本作品におけるベジタリアン(菜食)と畜産の環境破壊について

このブログでは過去にインフォグラフィックスを用いて、「肉食がいかに環境を破壊し、菜食へのシフトが地球環境を保護するか」という事をお話しました。これは同じくディカプリオがプロデューサーを務めた「COWSPIRACY」で僕が知った内容です。

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画像:過去の記事に投稿したインフォグラフィックス

本作品でも地球温暖化、つまり温室効果ガスを削減する為の解決策として「菜食(ベジタリアン)にシフトする」ことや、「牛肉じゃなくて鶏を食べる」ことが専門家によって提案されています。

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画像:我々ができる簡単な貢献の方法。肉食を止めること。

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画像:牛がゲップとして放出するメタンガスがCO2(二酸化炭素)の20倍以上に相当f:id:toko926:20161103181623p:plain

画像:牛肉の生産は穀物の生産と比較し50倍の土地を必要とすること

ヴィーガンを実践する者としては、本作から他にも気になることがありました。「パームオイルの生産の為の森林伐採」です。パームオイルは様々な製品に使われています。その利便性の高さと低コストによって加工食品や化粧品など、使われていない商品を探す方が難しいです。

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画像:パーム油生産の為に住んでいた森を追われ保護されたサルたち

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画像:本作品より。パーム油があまりに幅広く使われている事を危惧したレオの発言

 

「パームオイルは植物油脂だから選択してもいい」ではなく、更に慎重な選択が必要だと考えさせられました。ちなみに作品中では日本の日清が名指しで避難されています。森林伐採によってCO2を調整する木々を焼き払い、生態系を壊す企業としてです。

解決策は「炭素税」の導入。日本は導入済み。環境省のHPから情報を

f:id:toko926:20161103182315p:plain炭素税(つまりCO2を排出する石油燃料への課税)の導入は本作品で温室効果ガスの削減の為に最も有効であるとされています。生産者や利用者が再生可能エネルギーへのシフトに経済的なインセンティブを持つように働きかける為です。

そして炭素税は日本でも既に導入されています。段階的に税率が引き上げられ2016年に目標としていた税率まで引き上げられたようです。

参考:諸外国における炭素税等の導入状況について(H28)

日本は税率の低さなどの問題が指摘されつつも、議論や取り組みを着実にしているのです。これはアメリカとは一線を画します。以下の図は、CARBONTAX.ORGに掲載されていた、世界の炭素税の議論や導入の状況について。色が付いているエリアは、導入されているか議論がされているエリアです。中国は既に熱心な取り組みを開始しているので、しっかりと色が付いています。一方アメリカやアフリカはこれからです。

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画像:Carbon Tax Center – Pricing carbon efficiently and equitably

 

そして、環境省のホームページには非常にたくさんの資料が掲載されています。これだけ学習可能な資料があるのに辿り着かなった自分に少し嫌気がします。

 

1つ文句を言うのであれば、資料がやはり見辛いです。いかにもお役所的な資料が多く、本当に内容を伝えたいのか疑うようなユーザビリティの低さです。これはなんとかして欲しい。

参考:地球温暖化対策のための税について(H22

参考:税制のグリーン化について(H20)

1番気になったのは何ができるのか

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参考:環境省_地球温暖化対策のための税の導入


実際の生活の中で我々に何ができるのか。「問題を知り」、「行動に移すこと」が重要です。このブログを書くことも行動の1つでしょう。環境省のホームページには、我々ができることとして、省エネを中心にして提言がされています。これらも確かな効果があるのですが、なぜ畜産業の問題に言及しないのでしょうかこのページがメタンではなくCO2に限定しているからでしょうか。気になるので、問い合わせしてみます。結果はアップデートします。

 

本作品を見て、改めて反省させられました。どのように生きるのかを責任を持って考える必要が我々の世代にはあるのだと。

終わりです